1.5.2 3次元正規変換パラメタ

上記の3次元U座標を3次元V座標に変換する 正規化変換に必要なパラメータには以下のものがある. これらはGRPH1の内部変数を管理するルーチンSGpGET/SGpSETにより 一つずつ設定/参照できるが, 同種のパラメータをまとめて設定するユーティリティーが SCPACK の中に用意されている.

ビューポート
( VXMIN3, VXMAX3, VYMIN3, VYMAX3, VZMIN3, VZMAX3 )
直角直線座標 (ITR=1) の変換に必要なパラメタで, ウィンドのパラメタと共に指定する. 2次元のビューポートと異なり クリッピングの範囲とは関係がない.

これらのパラメータは SCSVPT/SCQVPT によって 設定/参照できる.

ウインドウ
( UXMIN3, UXMAX3, UYMIN3, UYMAX3, UZMIN3, UZMAX3 )
ITR=1 の時, ビューポートに対応する座標値を UC の値で指定する.

これらのパラメータは SCSWND/SCQWND によって 設定/参照できる.

対数スイッチ
( LXLOG3, LYLOG3, LZLOG3 )
ITR=1 の時, それぞれの軸を対数にしたいときに, .TRUE. にする.

これらのパラメータは SCSLOG/SCQLOG によって 設定/参照できる.

相似変換パラメタ
( SIMFAC3, VXORG3, VYORG3, VZORG3)
円筒座標と球座標の時に指定する 相似変換 (拡大縮小と原点移動) のパラメタ. 座標原点を(VXORG3, VYORG3, VZORG3) に設定する.

これらのパラメータは SCSORG/SCQORG によって 設定/参照できる.