2.4.1 SGOPN

1.
機能
図形出力装置をオープンする(初期化処理をおこなう).
2.
呼び出し方法
CALL SGOPN(IWS)
3.
パラメーターの説明
IWS (I) ワークステーション番号を指定する.
    IWS>0 のときは画面を横長に使い図形出力は正立,
    IWS<0 のときは画面を縦長に使い図形出力は 90度回転して表示される.
4.
備考
(a)
すべてのGRPH1サブルーチンコールに先だって1回だけ呼ぶこと.
(b)
実際の初期化作業は SGINIT がおこなっている. SGINIT は内部変数 'IWS' を見て各装置に対する 初期化をおこなう. SGOPN は 内部変数 'IWS' を設定して SGINIT を実行している.
(c)
このルーチンはレイアウトサブルーチンパッケージ(SLPACK)を 初期化して, 第1レベルのワークステーションビューポートを設定する (第4章参照). したがって, SLPACKの各ルーチンはSGOPNの後に呼ばなければならない.
(d)
指定できるワークステーション番号とワークステーション名のリストは SGPWSNによってプリントできる(2.4.5節参照). 標準ライブラリにおいては, 1:X (Xサーバー), 2:PS (ポストスクリプト), 3:Tek (テクトロ端末) となっている.