14.1 概要

UFPACK は矢印付き線分(線分の終点から対称な2本の線分をつけくわえる)を 描くサブルーチンパッケージである.

このパッケージの実現していた機能は, 現在, GRPH1 のアローサブプリミティ ブがすべて実現しており, このパッケージは将来的には削除される.

以下にはサブルーチンのリストをあげるにとどめる. なお, 対応する GRPH1/SGPACK のルーチン名を括弧内に示す.

UFLNZU (SGLAZU) U座標系で矢印付き線分を描く(属性も設定).
UFLNZV (SGLAZV) V座標系で矢印付き線分を描く(属性も設定).
UFLNU (SGLAU) U座標系で矢印付き線分を描く.
UFLNV (SGLAV) V座標系で矢印付き線分を描く.
UFSLNI/UFQLNI (SGSLAI/SGQLAI) ラインインデクスを設定/参照する.
UFPGET/UFPSET (SGPGET/SGPSET) 内部変数を参照/設定する.

UFPACK と SGPACK のアローサブプリミティブとの間で仕様が異なる点は, UFPACK がラインインデクスしか属性を持たないのに対して, アローサブプリミティブはラインインデクスとラインタイプの2つの属性を持 つことである.