3.3.3 ODRKDU

1.
機能
各アルゴリズムルーチンにより, 固定刻幅で積分を行う.

2.
呼び出し方法
CALL ODRKDU(N,ALGOR,FCN,T,TEND,ISTEP,X,WORK)

3.
パラメーターの説明
N (I) 被積分変数(方程式)の数. (i)
ALGOR 手続き名 使用するアルゴリズムルーチン名 (i)
FCN 手続き名 DXを計算するサブルーチン名 (i)
T (R) 積分を始める独立変数tの値. RETURN 時には最後のステップt (TEND) が出力される. (i/o)
TEND (R) 積分を終了する独立変数tの値. (i)
ISTEP (I) ステップ数. (i)
X R(N) 被積分変数の t=T における値を入力し, t=TEND における値を出力する. (i/o)
WORK R(N,M) 作業変数. M=5 ( ODRK4), M=3 (その他).

4.
備考
(a)
使用するアルゴリズムルーチンは, 特に支障がない限り, ODRKG (Runge-Kutta-Gill) を推奨する.
(b)
FCN は サブルーチンの形でユーザーが用意する. その形式は以下のとおり.
SUBROUTINE FCN(N,T,X,DX)