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Odaka et al. (1998) の再計算

概要

Odaka et al. (1998) [参考文献 1] で行われている計算を deepconv/arare で行った. この計算で参照した Odaka et al. (1998) の計算設定は以下の通り.

計算結果

2005-11-30-2 Odaka et al. (1998) と同じ解像度, 領域幅で 24 モデル時間計算.
宇宙研 SX-6 を用いて計算.
2005-11-30 Odaka et al. (1998) と同じ解像度, 領域幅で計算.
宇宙研 SX-6 を用いて計算.
2005-11-28 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算.
エネルギーの値を出力.
2005-11-14 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算.
エネルギーの値を出力.
2005-10-08 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算.
乱流拡散係数の計算を修正. 基本場の拡散を考慮.
2005-10-05 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算.
全質量の計算を修正.
2005-09-18 Odaka et al. (1998) と同じ領域幅, 解像度で計算. 質量・エネルギーの時間変化を出力.
2005-09-07-1 Odaka et al. (1998) と同じ領域幅, 解像度で計算. 宇宙研 SX-6 にて計算.
2005-09-06 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算. 熱の式の各項を出力.
2005-08-11 Odaka et al (1998) と同じ解像度, 水平領域幅で計算. (宇宙研 SX-6 で計算.)
2005-08-09 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算. (宇宙研 SX-6 で計算)
2005-08-02 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算.

失敗例

2005-09-30 温位基本場の拡散を考慮した時の結果を詳しく調べるために 1 モデル時間だけ計算.
2005-09-17 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算. 質量・エネルギーの時間変化を出力. 基本場温位の拡散を計算するようにしたら温位分布が階段状になった.
2005-09-07 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算. 基本場温位の拡散を計算するようにしたら温位分布が階段状になった.
2005-09-03 Odaka et al. (1998) に比べて解像度の高さを半分, 水平領域幅を半分にして計算. 時間とともに対流層がつぶれていく. 原因はよくわからない.
2005-08-08 Odaka et al. (1998) と同じ解像度で計算. 長い時間ステップが長すぎたため, 乱流拡散係数に対する CFL 条件が破れている. 6 時間経過すると計算が不安定になる.
2005-07-24 熱フラックスを計算するところで温度フラックスを計算してしまっていた. そのため一様冷却と吊会うだけの地表面熱フラックスができずに冷え続ける.

参考文献

  1. Odaka, M., Nakajima, K., Takehiro, S., Ishiwatari, M., Hayashi, Y.-Y., 1998, A numerical study of the Martian atomospheric convection with a two-dimentional anelastic model., Earth Planet Space, 50, 431--437.

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